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光量子エレクトロニクス研究室


教員
外林 秀之 (Hideyuki Sotobayashi)

連絡先


論文リスト・成果リストおよびbiography
http://www.ee.aoyama.ac.jp/Labs/sotobayashi-www/biography.html

前田智弘助教のホームページはこちら


 ICTは急激な勢いで進展しています。"ICT"は"Information and Communication Technology(情報通信技術)"の略語で、コンピュータやインターネットを始めとする情報通信技術の発展・普及に伴い、社会のあり方が急激に変化している時代です。その影響は身近な家庭生活から国家規模の経済活動・社会構造にいたるまで多岐に広がっています。
 ユビキタスネットワーク社会においては、時間と距離を超えて、誰もが、あたかも空気のような感覚で情報にアクセスし、かつ発信することができます。自動車・航空機・電話などといった時間と距離を縮める発明、そしてそれらが誰でも当たり前に利用できる環境は、人類社会を大きく変革してきました。ICTはそういった技術の一つに挙げられます。
 ユビキタスネットワーク社会を実際に実現するには様々な分野におけるIT技術の研究開発が不可欠ですが、「光」が有する超高速性を駆使する光ネットワーク技術はその中核技術の一つです。

 当研究室では、光量子エレクトロニクスの研究開発を通じて、情報通信や計測・センシングへの応用を実現していきたいと考えています。 
 「光」の速さは秒速30万kmと1秒間に地球を7回転半も回るほど超高速で、幅広く産業応用がなされています。
 当研究室では、超高速光量子エレクトロニクスデバイス技術、超短光パルス発生・計測技術、長距離光信号伝送技術、光信号処理技術、量子情報通信技術、テラヘルツ波技術などの研究開発を通じて、次世代のユビキタスネットワーク社会の実現を目指しています。一方、光量子エレクトロニクスの応用はICT分野だけにとどまらず、光物理・光物性といった基礎研究から、環境計測といった工学応用などへと多様な応用分野が考えられ、私たちも積極的に取り組んでいます。



当研究室における修士論文題目・卒業論文題目
>>>2014年度 
修士論文題目

レーザACCVD法によるCNT成長とその特性評価 
PLLモジュールを用いたOFLLシステムの検討 
広帯域光ファイバ伝送システムに関する研究 

卒業論文題目
超格子組み込み量子ドットレーザの構造解析及び評価
1.5ミクロン帯半導体光増幅器の特性評価
1ミクロン帯量子ドット半導体レーザのモードパターン特性評価
1ミクロン帯量子ドット半導体光増幅器の増幅特性評価
レーザ照射援用によるカーボンナノチューブ成長のメカニズム
IIR光フィルタによる光信号等化方式の検討
広帯域光信号を用いた光レーダによる光デバイス特性評価
高分解能光スペクトル解析の研究
ミリ波生成用2波長レーザの設計と特性評価


>>>2013年度 
修士論文題目

超高速光ファイバー通信における光-電気ハイブリッド信号等化技術の研究 
新波長帯域光伝送システムの実証に関する研究

卒業論文題目
レーザ照射援用アルコールCVD法による長時間CNT合成とその評価
InP(110)基板上結晶成長InAs量子ドットの特性評価
半導体光増幅器としての量子ドットデバイスの特性評価
マイコンを用いたセンサネットワーク応用赤外線通信システムの研究
広帯域光信号を用いた光レーダによる光・電気信号特性の研究
22GHz 帯光ファイバ無線における光・電気信号特性の研究
ミリ波帯光位相同期回路の設計及び評価
光等化器を用いた偏波多重伝送の評価
1.0-μm帯光コムを用いた12.5Gbps変復調実験
1.0-μm帯QPSK信号光ファイバ伝送システムに関する研究
デジタルコヒ―レントQAM光通信システムの設計


>>>2012年度 
修士論文題目

光位相同期技術を用いた周波数安定化ミリ波光2トーン信号生成に関する研究
光変調器を用いた12_5GHz繰り返し1um帯ピコ秒パルス列の生成に関する研究

卒業論文題目
量子ダッシュレーザの構造解析および特性評価
レーザアシスト成長カーボンナノチューブ光デバイスの作製最適化に関する研究
水中導波光通信システムの研究
光変調器を用いた12.5GHz繰り返し1μm帯短パルス帯短パルス列の生成
T-帯およびO-帯波長多重光ファイバ伝送に関する研究
1.3-μm 帯 QPSK光ファイバ伝送システムに関する研究
デジタルコヒーレントQAM光通信システム設計および評価
超高速光信号等化方式の設計に関する研究
200ギガビットDP-BPSK光ファイバ伝送システムの設計
光変調器による機能性光信号を用いた光ファイバ特性評価
光位相同期を用いた周波数安定化ミリ波光ファイバ無線信号生成
25GHz帯光ファイバ無線の光・電気信号直接相互変換


>>>2011年度
修士論文題目

ホーリーファイバを用いた超高速光伝送システムの実証

卒業論文題目
Si基板上V-X族化合物半導体量子ドットの高分解能観察
レーザ照射援用アルコールCVDによるSiおよびSiO2基板上へのCNT成長の評価
1.5-μm帯モード同期半導体レーザの特性評価
光変調器を用いた1-μm帯超短光パルスの生成に関する研究
新光周波数帯域T-バンドにおける偏波多重光信号のホーリーファイバ伝送に関する研究
超広帯域ホーリーファイバ光伝送システムによる波長1-μm帯波長多重伝送品質評価
超広帯域ホーリーファイバ光伝送システムによるO-帯伝送品質評価
デジタルコヒーレント4-QAM光通信システムの評価についての研究
既存デバイスを用いる100-Gb/s NRZ-DBPSK信号発生の解析
DP-QPSK変調器を利用する25GHz帯FWA無線のROF信号生成
光変調器を用いた高速・広帯域周波数チャープ信号によるFM-CWレーダーの原理検証


>>>2010年度
修士論文題目

量子限界における光信号の検出技術に関する研究
多波長光信号光源を用いた広帯域光伝送に関する研究

卒業論文題目
テラヘルツ波を用いた日本画顔料解析に関する研究
光波形整形技術を用いた波長可変中赤外3μm帯光源の研究
シリコンフォトニクスにおける最新研究動向
シリコン基板上V‐X族化合物半導体量子ドットの構造解析
デジタルコヒーレント光通信技術の現状と将来展望
100Gbaud光通信実現のための電気信号伝送路の評価
光変調器を用いた1μm帯ピコ秒パルス生成に関する研究
光変調器を用いた高速・広帯域周波数チャープ信号生成の研究
光伝送システムにおける波長1μm帯の光周波数資源に関する研究


>>>2009年度
卒業論文題目

グリーンICTにおける光技術の最新研究動向 ―現状と今後の展望―
FTIRを用いたテラヘルツ帯における絵画材料分析
非線形パルス光ファイバ伝搬の数値解析法に関する研究
ホーリーファイバを用いた超広帯域光ファイバ伝送に関する研究
シリコンフォトニクス微小共振器デバイスのフィルタ特性に関する研究
シリコンフォトニクス光源に向けたSi基板上へのGaSb結晶成長に関する研究
積層量子ドットにおける歪補償の最適化の研究
波長多重ノード技術に向けた光波デバイスの特性評価に関する研究
光変調器を用いた高速光周波数掃引信号生成の研究
波長可変中赤外3μm帯光源の研究


>>>2008年度
卒業論文題目

テラヘルツ技術の最新研究動向〜現状と今後の展望〜
量子カスケードレーザを用いたテラヘルツイメージングシステム構築
テラヘルツTDSを用いた絵画材料解析
高純度スクイーズド光生成に向けた第二高調波発生の強度安定化
高純度スクイーズド光生成に向けた第2高調波発生のFPGA制御
半導体量子ドットの構造解析および光学的特性評価
機能性光導波路デバイスの解析および設計