日本もアメリカも飲酒運転には厳しい。日本では酒気帯び運転と飲酒運転に分類されるが、アメリカでは普通その区別はなく飲酒運転か否かで判断される。ただし、飲酒運転と判断された時には、有無を言わず一晩は留置所に入らなければならない。ある夜の出来事、私は大学の寮に住んでおり、別の部屋の友人に頼まれ車を運転することになった。彼と彼の友人は部屋で酒を飲んでいたらしく、その友人は一人では家に帰れないという。彼らを車に乗せ車を走らせると、すぐに後ろからパトカーに止まるように指示された。深夜にスピードを落として運転していると、飲酒・居眠り運転と間違われる。初心者がよくこれで捕まったりする。とりあえず、車を道路わきにとめた。私自身は酔ってはいなかったので飲酒運転は間逃れたが、彼の友人が口の開いたビール(open container)を持っていたため、チケットを切られてしまった。運転手以外の人でも車の中でアルコールを飲むことや、それを持っていただけでも罪になる。また、運転手は乗車前にそれを他の人に注意しなければならない。銃を所持しても大丈夫なアメリカもアルコールはダメなようだ。