アメリカでは、ストリートクリーニングなるものが週に1回(2時間ほど)実施されている。その名の如く、道路掃除である。これを行う理由はいくつかあるようだ。1つは、道路の清掃。実際、清掃車がやってきて道路を掃除する。2つ目は、長期駐車の発見。適切な駐車場に駐車せずに、路駐する輩も少なくない。また、自動車をその辺の道路に捨てる者もいる。このストリートクリーニングの実施日時は、道路ごとに標識があり、それにかかれている。しかし、それを知らない人は、ストリートクリーニングの時間に絶好な駐車場として自動車を路駐してしまう。勿論、ストリートクリーニングの時間内はどの道路も駐車禁止であり、駐車違反として取しまわれる。罰金程度で済む場合もあるが、ひどい時になるとレッカー移動になる。ただし、レッカー移動になったとしても、その車の所有者にその旨の連絡はないらしい。つまり、自分の車がレッカーされても、自分から問い合わせない限りわからないのである。レッカー経験者である私の友人は、レッカーされたことに気づかず、単に車が盗まれたと思ったらしい。