テラヘルツ帯におけるガラス繊維強化プラスチックの複素比誘電率測定

近年、様々な周波数での電波利用が増加し、電波が飽和状態になっているため、今後はさらに高帯域の空き電波が必要になっている。 そこで、テラヘルツ帯の利用の可能性について着目した。しかしこれまで、テラヘルツ帯は技術的手段が未熟だったため未開拓領域とされていた。 そこで、本研究ではテラヘルツ帯における材料定数測定の先駆けとして2種のガラス繊維強化プラスチック(GFRP)に着目し、テラヘルツ測定の有効性を確認した。